えみのゆるゆるブログ

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若い人がどんどん増えていくというはなし

年をとることについて最近よく考えるというか、感じているんですが、皆さんはどのようなものだと感じていますか?
私は今のところ、ほとんど自覚なく年をとっていて、まだ体力的に衰えを感じにくいので、「自分より若い人がどんどん増えている」ような印象を受けます。
自分と同い年くらいの人たちがスーツを着ていたり、子どもを連れて歩いていたりするのを見て、いまだに驚きを隠せません。
自分と同世代の人たちが結婚して、子どもができて、人々を支える柱の一部となっていくさまをありありと見せられて、ただただ感心しています。
そして、自分より年下だな、若いなと感じる人が徐々に増えてきて、変な感じがします。
さいころから加齢というものは、もっと怖くて、絶望的なものなんじゃないかなって思っていました。
でもいざ年をとってみると、不思議な感覚しかない。自分と同じくらいの年の人たちが、どんどん立派な大人になっていく。これは、どちらかというと喜ばしいことであるような気がしてきます。
自分より若い人たちの溌剌とした感じもすごく好きで、その子たちを見ると、なんだか未来が明るいような気がしてきます。
どうして老いを感じるよりも、若い人が増えていくことに驚いているのか少し考えてみると、老いるほどの年齢には達していないというのが一つと、私の心の時間がおそらく高校辺りでストップしていて、そこから緩やかで穏やかな時間が流れているからじゃないのかなというのが一つあります。
具体的に説明するのは難しいんだけど、私は学生の頃の様子をかなり鮮明に覚えているつもりです。タイミングにもよるけれど、昨日のことのように話せる日もあります。話すと長くなるので省略しますが、鋭い苦痛と眩しいほどの喜びに満ちた日々でした。
その苦しみながらもがいていたあの日々が、ある出来事によって止まってしまい、その後のさまざまな感覚を大きく変容させました。
このことに絶望したり、悲観したりすることもできるのだけど、私の場合は、ただ歩みを止めてのんびりとしているだけなので、高校までとは違う生を生きているようなそんな感じがしています。
きっとまた十年ぐらいしたら、年をとる感覚も変わってくるのかもしれません。
この不思議な体験を皆しているのかなと気になって投稿してみました。どうなんでしょうね?